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海面上昇からニューヨーク市を守るためのアイデアを競う、連邦政府主催の「リビルド・バイ・デザイン・コンペティション」で採用となった6つの計画が2日に発表された。
「ビッグU(Big U)」と呼ばれる計画は、市でもっとも被害を受けやすい低地エリアを、巨大な堤防で取り囲むもの。マンハッタン区西57丁目からバッテリーパークへ南下し、東42丁目まで北上する10マイルのU字型の堤防が、市を洪水から守ると想定して作られた。
同計画は、保護壁としての技術面や、インフラ基盤の改善という面だけでなく、市民生活の向上も考慮されている。
ロウワーイーストサイドでは堤防の上に公園を作り、マンハッタン橋周辺ではアーティストがデザインしたパネルをフランクリン・D・ルーズベルト高速道路(FDR)の下側面に取り付け、夜間は照明で照らす。緊急時には、パネルが下がりバリアの役目を果たす。
また、沿岸警備隊ビルを海事博物館とし、洪水発生時には、避難者に干満差や海面上昇の情報を伝えるという計画も含まれる。
6つのアイデアには、初期資金9億2000万ドルが支給されるが、このうちビッグUは第1段階にかかる費用12億ドルのうちの3億3500万ドルが割り当てられる。
その他にも、2012年に米東部を襲った大型ハリケーン「サンディ」で甚大な被害を受けたスタテン島や、ブロンクス区ハンツポイントなどに重点を置いた計画も採用された。
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