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欧州連合(EU)は4月10日から、シェンゲン圏の国境審査でパスポートのスタンプ押印を廃止し、生体認証を使う新しい出入国管理システム「Entry/Exit System(EES)」を全面運用する。EESは2025年から段階的に導入されてきた制度で、4月10日の全面運用に向けて再度、注意喚起している。USAトゥデー が13日、伝えた。

顔写真・指紋を登録、滞在日数をデータ管理
EU入国時にはこれまで、パスポートにスタンプが押されていたが、新制度では旅行者の顔写真撮影や指紋スキャンなどの生体情報が登録される。eSIMサービス会社、セイリー(Saily)のCEO、ビキンタス・マクニカス氏はUSAトゥデーの取材に対し、「EUは顔写真や指紋などの生体データを取得し、EU域内に滞在した期間を正確に記録する仕組みになる」と説明。これにより、滞在期限を超えて滞在した場合も把握しやすくなるという
日本人も対象、乗り継ぎ時間に注意
日本はEUへのビザ免除国のため、日本人旅行者もこの生体認証による入出国管理の対象となる。また、制度導入直後は空港の入国審査で混雑が起きる可能性もある。マクニカス氏は、新システムへの移行期間は時間がかかる可能性があるとして、空港到着時間を通常より早めにしたり、乗り継ぎのある場合は余裕のあるスケジュールを組むことを推奨している。
年内にはETIASも導入へ
今回の変更は国境審査の方法のみで、ビザ制度自体に変更はない。EU入国には引き続き有効なパスポートが必要となる。またEUは別制度として「ETIAS(欧州渡航情報認証制度)」の導入も予定している。これはビザ免除国の旅行者にオンラインで事前登録を求める制度で、2026年後半の開始が見込まれている。
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