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20日付のDNAインフォによると、ニューヨーク市警察(NYPD)は19日、今年1月1日~今月17日の間に市内で起きた事件において、警官による発砲数が42発だったと公表し、2015年同時期の38発と比べ、10.5%増加したことが分かった。
これだけ増加したのは、今月17日にブルックリン区イーストウィリアムズバーグで発生した強盗事件での発砲数が含まれていることが、大きく影響している。同事件では、強盗犯がいるとの通報を受け、現場へ駆け付けた警官2人に対し犯人が発砲し、撃ち合いとなったため、22発発砲したと報告されている。この犯人は銃弾を受け死亡した。
また、NYPDの広報によると、発砲数の中には、「誤って自分に発砲」が2発と、「何らかの理由で動物に発砲」が8発含まれているという。
昨年度の年間発砲数は67発で、最多となった06年には年間で127発だった。今年度の警官の発砲数は現時点では昨年より多少増えているものの、ここ数年全体では、それほど高い数字で推移していない。
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