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米同時多発テロで崩壊した世界貿易センタービルでの遺体捜索や復旧作業中に、粉じんなどを吸い込みがんなどの疾患を発症して死亡したニューヨーク市消防局(FDNY)の元職員32人の氏名が7日、ブルックリン区にあるFDNYのメモリアルウォールに記された。刻まれた氏名は、合計159になった。
ダニエル・ニグロ局長は、「仲間がいつ亡くなるのか誰にも分からない。唯一分かっていることは、いまだに多くの職員が病気に苦しんでいることだ」と追悼した。
退職者を含む1000人以上のFDNYの職員が現在も病気に苦しんでいるという。

7日午後ブルックリン区のFDNY本部に集まり、献花する遺族 (FDNY公式ツイッターより)
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