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ニューヨーク市のアダムズ市長と市経済開発公社(NYCEDC)のアンドリュー・キンボール代表兼CEOはこのほど、マンハッタンのミートパッキング地区にあるガンズヴォートスクエアの再開発計画について発表した。リトルウエスト12丁目のワシントンストリートと10アベニューの間にある6万6000平方フィート(約6100平方メートル)の敷地が手頃な価格の住宅、新たな商業スペース、ホイットニー美術館とハイラインの拡張用地に生まれ変わる。シークレットNYCが1月30日、伝えた。

ガンズヴォートスクエア再開発計画の提案依頼書に盛り込まれた内容によれば、1階の路面小売店舗に加え50%を低所得者向けとする、600戸の低・中所得者向けの混合所得住宅を新たに建設する。同計画は、今後10年間にマンハッタンに10万戸の住宅を追加するというアダムズ氏の「マンハッタン計画」の一環だ。
さらにNYCEDCは、このプロジェクトにより約9億4000万ドルの経済効果が見込まれ、ホイットニー美術館だけでなく、人気の空中公園ハイラインの拡張の可能性をもたらす可能性があると述べている。さらにこの大規模プロジェクトは、市に2600人の建設雇用と160人の常勤雇用をもたらすことになるという。
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