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米食品医薬品局(FDA)は11日、新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「XBB.1.5」に対応したファイザー・ビオンテック社製と、モデルナ社製の改良ワクチンについて、それぞれ承認した。秋から冬にかけての感染拡大を防ぐことが期待されている。今回のワクチンは、大半の米国在住者が接種できる見込みだ。
FDAの決定を受け、米疾病対策センター(CDC)は数日中にも承認する方向で調整しており、近く接種が始まる見通し。FDAは12歳以上の接種を承認しており、緊急時については、生後6カ月から11歳の子どもへの使用も認めた。承認された新型ワクチンは、大半の人は1回の接種で済むとしている。
全米では、夏の終盤から新型コロナウイルスの入院患者数が増加傾向にあるものの、昨年ほどの勢いはないという。ワクチンの接種効果は時間の経過とともに低下する一方、ワクチン接種による免疫をかわす新たなウイルスが生み出されている。CDCによれば、現在の流行ウイルスは「EG.5」と「FL.1.5.1」であり、今回承認されたワクチンは、こうした変異型にも効果があるという。これまでのワクチンと同様、軽度の感染よりも感染による重症化や入院、死亡に対する予防効果が望まれている。(11日、amニューヨーク)
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