100年以上の歴史を誇る名店、ミシュランの星を獲得したレストラン、トレンディな新スポット、ポップアップの店など、ニューヨークには数え切れないほどの美食がそろっており、一生かけても食べ尽くせないほど。人口の38%、150カ国以上から集まった330万人の移民で構成されるニューヨークでなら、エクアドル、エジプト、ウズベキスタン料理を1日で味わうことも可能だ。グルメサイトのイーターNYが、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズの「世界の味巡りモデルコース」を作成。今回はマンハッタン編をご紹介。

9:00 Golden Dinerのふんわりパンケーキでツアー開始
マンハッタンブリッジとブルックリンブリッジの間に位置するトゥー・ブリッジズ地区にあるダイナーでふんわりとして厚みがあり、もちもちした食感のパンケーキを味わい、食の旅を始めよう。週末は開店1時間前から行列ができるため、予約をしておきたい。
10:30 Grand Tea & Importsにお茶を買いに行く
数ブロック北へ歩いて、チャイナタウンで20年以上続く家族経営の店でお茶を探そう。鉄観音、白牡丹、30年熟成のプーアル茶など、充実の品ぞろえ。どれにするか迷ったらスタッフに聞いてみよう。せっかくチャイナタウンに来たなら中国雑貨もチェックしたい。おすすめは、中国箸専門店のYùnhóng Chopsticks。
11:30 Kalustyan’sでレアなスパイスを探す
キャナルストリートからアップタウン行きの地下鉄6番線に乗りマレーヒル地区28丁目で下車。このあたりはインド料理店が密集していることから「カレーヒル」とも呼ばれている。スパイスや珍しい食材専を扱う老舗カラスティアンズで、乾燥ルバーブ、アプリコット風味のラブネ、イカスミのオルゾ、ジャークペースト、スパイスミックスなど、グルメなお土産を買いだめ。香りに食欲をそそられたら、近くのLahori Kababでサモサを買って小腹を満たそう。
12:30 Amy Ruth’sでソウルフードを堪能
ハーレムまでは地下鉄に乗って40分ほど。ソウルフードの老舗Amy Ruth’sへ。塩水に漬け込んでから揚げ、外はパリパリ、中は驚くほどジューシーなフライド・チキン・サンドイッチ、サイドはカラードグリーンやチーズ&マカロニ、ポテトサラダで決まり。デザートにはぜひバナナプディングを。
13:30 ハーレムの豊かな歴史に触れる
ハーレムヘリテージのウォーキングツアーに参加してハーレムの歴史を学ぼう。もっと深く知りたいなら、シュンバーグ黒人文化研究センター、国立ジャズ博物館、スタジオミュージアム、ラングストン・ヒューズ・ハウスもおすすめ。
15:00 LESで食の歴史ツアーに参加
ローワー・イースト・サイドに戻り、テネメント博物館で歴史の学びを続けよう。ここでは、何世代にもわたる移民が暮らした長屋アパートを見学できる。週末には移民の食文化の歴史と変遷に迫るフードツアーを開催。露店商、食料品店、レストラン経営者たちが、いかにして現代のアメリカ料理を形作ってきたかを知ることができる(要予約)。
小腹が空いたら、1910年創業のYonah Schimmelで東欧系ユダヤ人の伝統的軽食ニッシュをつまんでみるのも。定番のポテトからデザート風のブルーベリー、ニューヨークならではのピザまで、ニッシュのバリエーションはなんと18種類。レトロな店構えも必見。
18:00 グリニッジビレッジのSemmaでディナー
シェフのヴィジャイ・クマールによる洗練された南インド料理。ミシュラン1つ星、ニューヨークタイムズも絶賛。ニューヨークで今、最も予約が取りにくい店の一つだ。マスタードを効かせたココナッツミルクで作られた贅沢なロブスターモイリーや、スパイシーなグレービーソースがかかったラムチョップをぜひ試したい(要予約)。
20:00 「夜はこれから」イーストビレッジでカクテルバー巡り
イーストビレッジには独創的なドリンクとクールな雰囲気が漂うカクテルバーがひしめいている。Superbuenoで、ファットウォッシュしたメスカルとショコラトルビターズを使った「モレ・ネグローニ」を味わったり、Mister Paradiseに立ち寄ってポップコーンやスイカのドリンクを飲んだり、Hidden Tigerで泡付きライチマティーニをすすったり。夜はまだ始まったばかり。
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