マンハッタンからジョン・F・ケネディ国際空港(以下、JFK)まで、タクシーやライドシェアで最長2時間、そんなニューヨーカー共通の悩みを根本から解決してしまうかもしれない「空飛ぶタクシー」が、ついに登場しそうだ。

ジョビー・アビエーション(以下、ジョビー)は4月27日、ニューヨーク市内で初となるeVTOL(電動垂直離着陸機)の地点間実証飛行を完了したと発表。ニューヨーク・ニュージャージー港湾局(PANYNJ)と協力の下、機体(N545JX)はJFKを離陸し、ダウンタウン・スカイポートやミッドタウンの西30丁目・東34丁目のヘリポートへと次々に着陸した。まさにSF映画さながらの光景がニューヨークの空で現実になった。
ここがすごい! 3つのポイント
まずとにかく速い。現在1〜2時間かかるJFKへのアクセスが、10分以内に短縮できるとジョビーは見込んでいる。ニューヨーカーが2025年に渋滞で失った時間は平均102時間。それが一気に解消されるかもしれない。
次に静かでクリーン。完全電動で排出ガスゼロ、しかも従来のヘリコプターと比べて騒音も大幅に低減している。CEOのジョーベン・ベバート氏によると「ヘリコプターの100分の1の静かさ」だという。
そしてドア・トゥ・ドアで移動できる未来も近い。ジョビーは、デルタ航空やUberと提携し、玄関先から搭乗口まで一体的な移動体験を構築することを目指している。「Uberアプリで空飛ぶタクシーを呼んでJFKへ」そんな時代がすぐそこまで来ている。
気になる価格は?
ベバート氏は「長期的にはグラウンド交通と競争力のある水準を目指す」と宣言。JFKとミッドタウン間のライドシェアは150〜250ドルほど。エアタクシーがその価格帯に収まるなら期待できそうだ。
いつから乗れる?
ジョビーのチーフ・プロダクト・オフィサーは、早ければ2026年後半に有償旅客便の運航を開始したいと意気込みを語っている。現在はFAAの型式証明取得の最終段階で、将来的にはラガーディア空港にバーティポート(垂直離着陸専用施設)を建設する計画も検討されている。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








